「雨の中はしゃいでいたらもう一度あの人に見える瞬間があるのではないかと もう一度…もう一度私に駆け寄ってきてはくれはしないかと」
夏目友人帳 伍(5期) 2話「悪戯な雨」感想・目次
- 西村がちょっと恋した傘を貸してくれたかわいい女の子(声優:奥谷楓)
- ニャンコ先生は妖怪に対する警戒を緩めにしていた
- ニャンコ先生はお餅のお化けw
- 少女妖怪がかわいい(声優:久保ユリカ)
- 夏目の優しいセリフ「会いたいなら探してみよう」
- 夏目がナンパ失敗「あなたにおじいさんいますか?」
- 少女妖怪にとってタオルは「とんでもなく良い物」
- 燕や蛍の話とリンクしました 見えない相手を一途に思う純粋な少女妖怪
- 涙を表現する雨 そうごさんに語りかける少女妖怪の姿が切ない
- 寂しい気持ちの少女妖怪の心を救う新しいタオル
- 夏目友人帳 伍(5期) 2話「悪戯な雨」 原作は14巻
1個ずつ取り上げて感想書きたいと思います。
この記事はアニメ:夏目友人帳 伍(5期)2話「悪戯な雨」のネタバレを含みます。
夏目友人帳 伍(5期) 2話 あらすじ
西村、北本たちと学校から帰宅する途中、急な雨に降られた夏目は、どこからか飛んできた古いタオルを手にする。いきがかり上、タオルを家に持ち帰ってしまった夏目の前に、タオルの持ち主だと名乗る少女妖怪が現れ、その昔人間から貰った物なので持ち主に返したいと頼まれてしまい…
西村がちょっと恋した傘を貸してくれたかわいい女の子(声優:奥谷楓)
西村に傘を貸してくれた優しい女の子の声優は奥谷楓さん。そのあと傘返して彼氏がいる事が判明してショック受けてたけど西村ってタキさんの事が気になってたんじゃなかったっけ?優しくされるとすぐに恋する西村君!
ニャンコ先生は妖怪に対する警戒を緩めにしていた
「もう来てる!」
「先生!なんでこんな簡単に入られるんだ」
「名を返してもらいにくる小物もいるから緩めにしているのだ!勝手に追い返すと怒るだろうが」
わざと緩めにして小物でも入ってこれるようにしてあったとは…驚きました笑
ニャンコ先生はお餅のお化けw
「おい小娘!それを持ってとっとと帰れー!」
「お餅のお化けーーー」
ニャンコ先生を見て鏡もちと見間違えたようです
頭のオレンジの模様がみかんに見えたのでしょう…
少女妖怪がかわいい(声優:久保ユリカ:愛称シカコ)
見た目がかわいらしくて声もかわいい少女姿の妖怪。声優は久保ユリカ(愛称:シカコ)さん。
夏目の優しいセリフ「会いたいなら探してみよう」
「夏目様、人とはどれほど生きる事ができますか?あの人は生きているでしょうか?」
「ごめんな…わからないよ。けれど、会いたいならなら探してみよう」
「はい」
50年もたてば亡くなっている確率も高いと夏目は考えたと思う。そこにはふれないで一緒に探してみようって提案する夏目に優しさを感じました。
夏目がナンパ失敗「あなたにおじいさんいますか?」
「すいません あなたにおじいさんいませんか?」
「ごめん…話しかけかたをおもいっきり失敗した」
イケメン夏目でもこのフレーズでは警戒されるようだ笑
少女妖怪にとってタオルは「とんでもなく良い物」
「それはなんだか温かくて柔らかくて、とても とんでもなく良いものに違いない気がしてきて やはり返してやろうと次の日行ってみたのです」
妖怪にとってタオルの質感や柔らかさは格別だったようですな。それにしてもタオルと戯れる少女の姿がかわいい
燕や蛍の話とリンクしました 見えない相手を一途に思う純粋な少女妖怪
「その日から雨が降る度、私はあのバス停へ行ったのです」
「雨の中はしゃいでいたらもう一度あの人に見える瞬間があるのではないかと」
「もう一度…もう一度私に駆け寄ってきてはくれはしないかと」
「本当に返したいだけなら手ぬぐいを置いて去ればよかったのです。けれども何年も雨の中あの人の姿を見るとどうしても置いて去る事ができなかったのです」
「あの人の無事がわかっただけで この1年姿を見なかった心の痛みが軽くなりました」
人と違って出会いが目まぐるしくない分 一度の触れ合いを大切にし胸を焦がす妖怪の純粋な気持ちが描かれたお話。見えない相手を一途に思うシーンを見て蛍の話や燕の話を思い出しました。
涙を表現する雨 そうごさんに語りかける少女妖怪の姿が切ない
「そうごさん」
「おや、雨だ」
「ええ でも、きっとすぐ晴れますよ」
「お元気で」
雨が降ってきたのでもしかして妖怪の姿がそうごさんに見えるようになる?っていう展開かなと思ったんですが予想が外れました。そうごさんが覚えてないと言った時の少女妖怪の切ない表場が印象的。
降りだした雨は少女妖怪の寂しさ、切なさを表現しているように感じました。50年近くももう一度触れ合いたいと一途に思っていた人間 覚えていてほしかったんでしょうね。別れの挨拶のように一方的に話しかける姿が切なかった
寂しい気持ちの少女妖怪の心を救う新しいタオル
「そうごさんが返してもらった証としてこれくれたんだ 君にって」
「私に?」
「ありがとう夏目様」
「今日は晴れていてよかった きれいなタオルが濡れなくてよかった」
タオルを受け取って純粋に喜ぶ少女妖怪の姿がかわいすぎる!覚えていてもらえなかった 触れ合えなかったけどこのタオルのおかげで少女妖怪の心は救われたように感じます。
今回もいい話でした。ちょっと泣けた~
夏目友人帳 伍(5期) 2話「悪戯な雨」 原作は14巻
アニメ:夏目友人帳 伍 2話に対応している原作は14巻56話の「悪戯な雨」だと思われます。
↑夏目友人帳14巻(電子書籍)
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感想を見ているだけで内容を思い出し泣きそうになる